沖縄県は車社会ということもあり、車両同士の事故というものがどうしても多い傾向にあります。
県内各地にはいたるところに交差点がありますが、その中でも事故の多い交差点ワースト５を日本損害保険協会沖縄支部が毎年統計を取って公表しており、本年１０月時点でワースト５の中に那覇警察署管内の交差点が２ヵ所該当しています。
まずワースト１位が「古島インター交差点」です。
県道８２号線と国道３３０号線が合流する交差点となっており、県道８２号線から国道３３０号線に合流する前の「止まれ」標識で停止している車両の後ろから別の車両がぶつかる「追突」が最も多く７件、その次に右折する車両と対向車線から来た車両が衝突する「右直事故」が４件となっており、その他の事故も含めて計１３件発生しております。
次に、ワースト２位が「安謝交差点」です。
この交差点は、県道８２号線と国道５８号線が合流する交差点となっており、渋滞している車両の列から発生する際、考え事や脇見をして運転してしまい追突するケースが５件、その他の事故が５件となっており、計１０件発生しております。
ここで思い出してほしいのですが、携帯電話の保持（通話）が原因で事故を起こす場合は「追突」が多くなるかと思いますが、ワーストの原因がどちらの交差点も「追突」である現状を踏まえ、運転する際に携帯電話等の使用は行わないようお願いします。
年末に向け忙しくなるこの時期、心にゆとりをもって運転していただき、１件でも事故件数が減ることを願っておりますので、安全運転への強力をお願いします。
