7月1日放送の「にこにこ情報BOX」では、玉城双善さんをゲストにお迎えしました。
玉城さんは、南風原町大名の成り立ちや地域に伝わる歴史を一つの物語として伝えたいとの思いから、7番まである琉歌「大名ぬ村」を作詞。琉球民謡調の一曲として仕上げ、CDを制作しました。
番組では、制作のきっかけや歌に込めた思いについて紹介。
歌詞には、大名の歴史や先人や村の歩み、地域への愛情が織り込まれており、歌を通して地域の魅力を後世へ伝えていきたいという願いが込められています。

南風原町大名は、与那覇の久米原、宮城の大名原・宮城原の3つの屋取(ヤードゥイ)集落が一つとなり、1951年に誕生した地域です。地域には、沖縄県指定文化財の「摩文仁家の墓」をはじめ、「ヒージャーガー」や「御神屋(ウカミヤー)」など、歴史や文化を今に伝える貴重な史跡が残されています。
玉城さんは、この歌には「これからの大名を担う若い世代への応援」と、「大名の豊かな土地や歴史、文化を末永く守り、繁栄してほしい」という願いを込めたと話します。
現在、「大名ぬ村」は大名地区の祭りや敬老会などの地域行事で披露されているほか、曲に合わせた琉球舞踊の振り付けも作られ、地域の皆さんが一緒に踊るなど、世代を超えて親しまれる地域の歌となっています。
歴史を文章ではなく歌で伝え、人から人へ受け継いでいく「大名ぬ村」。地域の誇りと未来への願いが込められたこの一曲は、これからも多くの人に歌い継がれ、踊り継がれていくことでしょう。
「大名ぬ村」
作詞作曲 玉城双善
歌三線
喜名正勝、通事彰、玉城双善
笛
小浜博文
箏
中本きよみ
太鼓
金城朝子

