末期がんの父が逝く1ヶ月前に、人生で一番楽しいかったのは何かと問うと、「シャミル島が忘れられない」と言われた。母親(父にとっては妻)との思いでが出てくると思っていた私はびっくりして“シャミル島”について調べた。すると「糸満売り」という苦しい沖縄の史実が浮かび上がった・・・・。という経緯があり構想10年、父親が遺した言葉に導かれ“シャミル島”を土台として、持ち前の豊かな想像力を発揮して、“苦しい時代背景の中でたくましく成長する子どもたち”を主人公にファンタジーな要素を取り入れ、この物語を完成させた。
長編小説 電子書籍「少年海人」(全六巻)
(写真右から)
「少年海人」著者:玉城芳亀さん
広報担当:伊藤彰伸さん