10月26日(月)ゲスト:岸本聡子さん♪

151026_1443~01看護師さんでありながら、現代美術家としての一面を持ち、がんを経験した看護師“サバイバーナース“としても活動されている、岸本聡子さんをお招きしお話しを伺いました!!

岸本さんは先天性小児脳腫瘍(小児がん)を発症し、9歳で手術を受けた後、後遺症痛に悩まされる日々が始まりました。

学校も休みがちになり、痛みが周囲に伝わらないことに更に苦しめられたと語る・・・

抑うつ状態の中で出会った臨床心理士の先生の支援で絵を描くことを勧められ、これが今後の転機となった。

初めての作品を描いていた頃、知人に紹介された骨格調整院の助けもあり、痛みが軽減した。

『絵を描くことと、痛みの軽減の繋がりは科学的には証明されていないかもしれないが、劇的な改善に自分自身が驚いている・・・』これから、絵を通した自らの経験を、同じ苦しみを抱える人に伝えたいと考えるようになったそうです・・・。

創作を機に痛みから快方され、自分の人生そのものをアートで表現した生き様が、沖縄県内の新聞各社に取り上げられ、多くの反響を呼んでいる。

2013年より「痛みと希望」を絵画・造形で表現した『岸本聡子OUT PUT展』を開催すると同時に“ライブペイント“”看護師の立場からみた小児がんの現状“”闘病生活“についての講演を行い、闘病中の方々からの相談にも応じるなどの活動に力を注いでいらっしゃいます。

【Satoko kishimoto『OUT PUT』展 vol.5~心に秘めた思いを発信~】

11月17日(火)~11月22日(日)

りうぼう6階 那覇市民ギャラリーNO.3

AM10時~PM7時(日曜日のみPM5時まで)入場無料

年間2500~3000人の子供たちが小児がんと診断されています。しかし医療の進歩により大部分の病気が治るようになり、多くの子供たちが学校や仕事に復帰しています。

その一方で、治療後の晩期合併症や再発、その他諸処の健康状態に対する悩みが絶えないのも事実です。

そういう中で自身の経験を活かし、小児がん経験者の現状を適切に社会に伝え知っていただくことを目的としたART展です。

ARTを通し小児がん経験者が自立へと繋がる社会になることを願います(*^_^*)

この記事は下記の番組より投稿しております。

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