沖縄出身の画家「幸地学さん」からお便りが届きました

沖縄出身の画家でフランスで活躍の幸地学さんからお便りが届きました。幸地さんは、帰郷の度にFMレキオに出演いただいています。

 

DSC05103お元気ですか? 近況のお知らせをいたします。
フランスISSOUDUN市のL’Hospice Saint-Roch(オスピス・サン・ロック) 美術館にて“実在しない鳥の肖像”展が開催されています。1950年にフランスの作家クロード・アブリーヌによって創作された詩のタイトルであります。アブリーヌは戦後パリの新しい思想、芸術、文学、映画界の中心的役割を担った一人であります。この詩はアブリーヌの代表的な作品で、多くの芸術家に共鳴を与えました。シャガールをはじめ近代アートの美術家達によって、この詩をテーマにした絵画、彫刻、版画が創作されました。

1963年と1982年にはこれらの作品がフランス国立近代美術館に贈呈されています。その後、90年代になって、パリの画廊オーナー クロード・ルマン氏のイニシアティブで20年間にわたり、現代アーティストの新たな作品が創作されました。それらのコレクション展示会に私の作品も多く含まれています。

展示会の写真を送付します。
幸地

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